生物の勉強を頑張りすぎる人は大学に落ちるって話

勉強法

こんにちは!
部活生の高校生物塾の
しばくんです!

みんな,
「生物の勉強頑張ってるけど成績が上がらん!」
って悩みを抱えてるんやないかな」?

もっと生物の勉強時間増やさないと…
って思いがちなんやけど実は,
「生物の勉強を頑張りすぎると落ちます」

「頑張りすぎると落ちるってどういうこと?」
「頑張らないと受からないんじゃないの?」

って疑問符が浮かんでいることでしょう。

でもこの言葉の意味を理解して受験勉強していけば

・生物の成績が上がる
・他の教科の成績も上がる
・結果志望校に受かる

というみんなの得たい未来を得られます!

今日は関東の名門進学校で
教師として働いてて,
教え子にも生物で偏差値70
取らせたしばくん先生が

「生物を頑張りすぎたら落ちる」
ことについて解説していくけん!!

まず最初に結論を言います。

生物は頑張りすぎてはいけない

これが超重要。
生物を頑張りすぎるなら,
英語や数学をがんばってください。

「エッ、がんばりすぎるなってどういうこと?」
って驚いたそこの君、大丈夫。
安心して続きを読み進めてほしい。

なんで生物はがんばりすぎてはいけないのか。

それは生物という科目の特徴を知れば理解できる。

みんなは生物という科目にどんなイメージがある?

・覚えることが多い
・暗記科目

って思っとんよね。
それ、正解です。

生物は、物理や化学に比べ
覚えることが圧倒的に多い。
なぜ覚えることが多いのか。

それは生物という学問が奥深すぎるから。

例えば「ヒト」という生物について、
君らはどれくらい知っとるかな。

地球上に何万といる生物のたった一種、
「ヒト」 について理解するために、
医学部医学科で 6 年間学ぶ。

何が言いたいかというと、
全てを徹底的に勉強してたら、
何年あっても足りないんよ。

覚えようと思えば無限に覚えることがあるし、
問題を難しくしようと思えば、
とことん難しくできる。

細かいところをやればやるほど、
どんどん沼にハマる。

沼にハマると他教科の勉強ができなくなる。

他教科の勉強ができないと、
他教科で点数が取れなくて、
総合得点で合格点を超えずに、
志望校に落ちてしまう。

生物にはそんなワナが潜んでいるのね。
ただでさえ俺たちは部活で忙しいんやけん、
細かい所まで全てしらみつぶしに勉強する時間はないよね。

その上、生物は応用問題が多いので、
単に用語を暗記するだけで高得点は取れない。
やけん勉強時間をかけた割には、結果に繋がりにくい、
という傾向があるんよね。

かといって生物を選択してはいけないわけではない。

戦略を立てて,生物の沼にハマらないように
効率よく勉強していけば,
十分志望校に合格できるんよ。

生物の基本戦略

生物を受験で使うのなら,
その基本戦略を知らないとダメ。

生物は以下のような戦略で勉強するのね。

生物はある程度で諦める

さっきも言ったように,
生物は覚えることが無限にある。
それを全部覚えようとすると,
どんどん生物の沼にハマっていく。

なので,「ある程度で諦める」
という考えが大事なんよ。

具体的にいうと,

・偏差値65〜70

に行き着いたら,それ以上はやらないようにしよう。
偏差値70より上を目指すのは頑張りすぎ。

やることを絞って効率重視で勉強する

生物は英語や数学よりも
配点が低いことが多いよね。
(特に文系の場合)

ならば配点の高い
英語や数学に時間をかけたいよね。

生物は

・いかに効率よく勉強するか
・短時間で仕上げるか


にこだわって勉強していこう。

「じゃあ効率のいい勉強って何?」
「具体的にどうすればいいの?」


という疑問については,
今後の記事で解説していくけん!

理系の人は数学や化学で差をつける

数学はさっきも言ったように,
配点が高くなりがちなので,
言わずもがやよね。

理系の人はあと化学で高得点を狙おう。

生物は

・暗記である程度のレベルまではいける
・応用問題が多く,高得点が取りにくい


という特徴があるのね。

言い換えれば「差をつけにくい」
科目なんだ。

低い得点にもなりにくいけど,
高得点にもなりにくい。

でも受験で勝つためには,
他の受験生と差をつけんといけんよね。

でも化学は

・計算が生物よりも多く,
 得意不得意が分かれやすい
・生物よりも高得点を狙いやすい


という特徴がある。

生物選択者には,

・生物で安定的に合格点を取り(守り)
・化学で大きく得点を稼ぐ(攻め)



という戦い方をオススメするよ。

文系は英・国・数で差をつける

文系で国公立志望の人は,
共通テストで理科基礎を受けるよね。

多くの人は生物基礎を使うと思うけど,
理科基礎の配点は1教科50点。
国語や英語の4分の1しかないのね。

そんな配点の低い科目に,
時間をかけすぎるのは
時間の無駄やよね?

それよりも英・数・国と
配点の高い科目に力を入れて
総合得点を高められるように
勉強していこうね。

共通テストの生物基礎は,
正しい勉強法で勉強していけば
誰でも確実に8割取れます。

共テの生物基礎の勉強法についても,
今後ブログで解説していきますね

おわり

これらが「生物はがんばりすぎてはいけない」
という言葉の真の意味なんよね。
受験科目全体を眺めた言葉なんやね。

では「効率よく勉強する」とは、
どういう勉強方法なのか。
どうすれば効率よく勉強できるのか
次回以降のブログで解説します!

では次回もお楽しみに!!

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