こんにちは!
部活生の高校生物塾の
しばくんです!
せっかく勉強を頑張るなら
成績の上がる勉強をしたいよね?
でもやってもやっても時間だけがすぎて
成績の上がらない勉強があるんよね。
それは「用語の丸暗記」です。
生物は暗記科目だ!って意気込んで
頑張って用語をたくさん覚える人いるけど,
実はそれ,成績が下がる原因なんよね。
俺は高校で生物の教師として
毎年150人以上の生徒を教えとるけど,
丸暗記をする生徒はみんな成績が悪いです。
逆に丸暗記を改めて
正しい方法で勉強していくことで,
模試で偏差値70を突破できます!
(俺の生徒は実際に突破してる)
今回は,なぜ丸暗記はダメなのか,
そして正しい暗記とはなんなのか,
について詳しく解説していきます!
丸暗記がダメな理由
多くの高校生が,
「生物は暗記科目じゃ!」
って意気込んで用語をたくさん覚えようとする。
用語をとにかくたくさん
丸暗記することに終始してるんよね。
もちろん生物は覚えるべきものは
しっかり覚えなきゃいけんのやけど,
英単語を覚えるようにただ丸暗記するだけやと
大学入試には対応できないんよね。
例えばみんなは下の問題を解けるかな?
この問題は「血しょう」や、「細尿管」という
単語だけを覚えているだけでは解けんよね。
血しょうからろ過された液体から、
細尿管を通るときに、
どんな物質が再吸収されるのか、
という一連の流れが理解できてないと
解くことができんのよね。
つまり、「用語と用語のつながり」
が理解できているかが
重要になってくるんよね。
この「用語と用語のつながり」ができてないと、
・考察問題に太刀打ちできない
・正誤問題に太刀打ちできない
・論述問題に太刀打ちできない
となって、入試問題に対応できなくなってしまう!
「用語と用語のつながり」とは例えば、
遺伝子・DNA・染色体
この3つの用語がどう繋がっているか
説明できるかな?
ほら、全然違う用語に思うけど、
しっかり繋がってるね?
じゃあ「用語と用語のつながり」
を作るためにはどう覚えればいいか。
についてこれから解説するけんね!
用語の意味を理解する
前の段落で「用語の丸暗記はアカン!」
って言ったけど、やっぱり用語は
覚えないと話にならない。
実験考察問題などの応用問題も、
基礎知識があることを前提として
問題が作られとんのよ。
用語を覚える時には、
「その用語の意味も説明できるか」
を確認しながら覚えるようにしよう!
用語の意味を理解せずに暗記してしまうと、
前の段落でも解説したように
・考察問題に太刀打ちできない
・正誤問題に太刀打ちできない
・論述問題に太刀打ちできない
一問一答の、
「用語から説明文を答えられるか」
確認する勉強が有効です!
(これを「逆一問一答」って言います)
・用語の意味
・生物の現象
これらを「自分の言葉で」
説明できるようになること。
これが生物の成績を上げるための
勉強の基礎基本なんよね。
では用語の意味を説明できるようになる
最強の勉強を最後に教えるね!!
最強の勉強法
それは
「人に教える」こと。
結局これが最強の勉強法。
俺は高校の時に生物で
偏差値70取ってたんやけど,
この勉強がのおかげやと思ってる。
俺の高校の生物の先生,
正直あんまり授業が良くなかった。
だけん俺は、ネットの授業動画を見て
生物を勉強してた。
その動画の解説を、再現できるくらい見直してた。
そして友達にそっくりそのまま解説してた。
すると、内容の理解度がみるみる上がって、
気づいたら偏差値70。
しかも友達からも感謝されるオマケつき。
人に教えること自体が、
すごく脳に負荷のかかる
アウトプットなんだよね。
人に教えるには、自分の頭を整理して、
相手に分かるように順序立てて、
言葉にしなければいけないよね。
この過程を通して、自分の考えがきれいに
整理されるの。
逆に自分が理解できていなかったところがあった場合は、
うまく説明できないことから、理解できていないところを
はっきりと認識できるよね。
やってみると分かるけど、相手がいる緊張感もあり、
ものすごい集中力を必要とする。
一説には、人に教えるには、自分で解くより
3倍の理解度が必要と言われているよ。
だけど「3倍の理解度がないと人に教えてはダメ」
なのではなく
「人に教えることを通して理解度を3倍」
にすればいいんだよ。
おわり
いかがだったでしょうか?
用語を丸暗記するだけだと,
いつまでも成績は伸びません。
でも「用語の意味を説明できる」ようになると,
応用力もつき,模試や入試に対応できるようになる!
今日解説した勉強法を用いて,
生物の成績をどんどん上げていこう!
次回もお楽しみに!
コメント